剝落防止ネットって？現場作業員が設置することでの重要性について

こんにちは！東大阪市を中心に様々な現場に対し剝落防止ネットの取り付けやコンクリート工事に携わっております石橋工業株式会社です。弊社がメインとして行っている剝落防止ネットの取り付け業務、なぜ必要なのかといった疑問を感じている方もいらっしゃることでしょう。今回はこの剝落防止ネットを現場作業員が取り付ける事での重要性について解説していきます。その現場を安全に進めていくために欠かせない業務でもあるため、やりがいをもって取り組むことが出来ます。

そもそも剝落防止ネットとは具体的にどのような目的で設置されるものなのでしょうか？それは、高所からの転落物を防ぐ役割を果たすものです。建設中の建物や、整備中の高速道路など、人の頭上よりも高い位置で作業を行っている場合には、いついかなるときに、どんな落下物が生じるかわかりません。何かしらのものが高い位置から落下してしまった場合、落下物がどのようなものであろうとも、下で作業や通行をする人々へ危険が生じることは明白です。こうした万が一に備えて、剝落防止ネットを設置しておけば、何かが転落してしまった場合でも、ネットでキャッチすることができ、人災を防ぐことが可能になるのです。

剝落防止ネット自体はポリエステル系合成繊維を中心に製造されている為に、太陽光の熱にも強く、耐久性に優れた面を持っています。ネットの編み方自体にも工夫がなされているため、長期間に渡り衝撃を吸収し、破網も広がりにくい作りとなっています。設置を検討する場所によっては景観を気にされるケースもありますが、周辺環境や背景に合ったネットの色を選定することが出来るため、悪目立ちさせたくない場合にも設置検討を行う事ができるでしょう。

このような剝落防止ネットを設置する工事現場は多岐に渡ります。

• 建設現場のビルや建物
• 高速道路の高架下など
• 劣化が目立つコンクリート壁などの保護
• 鉄骨造橋脚
• 室内プール

いずれも、人の頭上よりも高い位置で行う現場において、安全のためのリスクヘッジとして設置されるケースが多いです。

こういった剝落防止ネット、現場作業員がわざわざ設置することには、重要な利点があるのです。剝落防止ネットを設置しておくことで、万が一の際の人身事故を未然に防ぐ役割を果たします。使用している建材や劣化からの破損として剥離してしまうコンクリートなど、こうしたものが人の頭上高い位置から落下してしまった場合、当たり所が悪ければ命を落としてしまうような重大な事故に繋がるのです。こうしたシーンを想定し、事前に剝落防止ネットを設置しておけば、ネット自体で剥離物をキャッチすることが出来るため、作業員ならびに周辺への安全配慮に貢献することが出来ます。

剝落防止ネットは、こうした工事現場で使用するだけでなく、マンションやアパートなどの高所にお住まいの方の転落防止に使用したり、棚に収納している保管品の飛び出し防止などに使用されることもあります。いずれも強い耐久性により採用されるのです。

今回は現場作業員による剝落防止ネットの取り付けの重要性について解説してきました。人命を助けるための作業であるという重要な仕事です。常に責任感とやりがいをもてる仕事に携わってみたい方は、ぜひ弊社にご連絡ください。